セクション&パネル

頭の骨格とは凸凹していて、膨らんでいるところがあれば、へこんでいるところもあります。また、傾斜が急なところがあれば、なだらかなところがあるなど、1人ひとり骨格は異なり、実に複雑な形をしています。

このような歪な頭の形にフィットさせるヘアデザインをつくるためには、頭を細かく分割し、作業をしやすくするために工夫する必要があります。この分割された個所を「セクション」といい、セクションからカットするために引き出された個所を「パネル」といいます。

Uichi

今日はセクションとパネルの勉強だよ。

ヨーコ
ファイト〜!
Uichi

いっぱ〜つ!

ヨーコ
・・・
Uichi

・・・

正確なカットをするためのパネル操作

Uichi

パネルとはカットする際の範囲を指すよ。アウトラインなどをカットする際は横のパネル操作、形を操作するためのフォルムコントロールなら手で挟めてカットされるまでの範囲をいうんだよ。

手でパネルをカットする際、多くの髪を一度にカットしようとすると、外側の髪に距離によるズレ幅が生まれるから、狙った形状にカットすることが難しくなるよ。これは特にグラデーションを多様するスタイルには大きな障害がうまれやすいため注意が必要だよ。

ヨーコ
欲張って一気にカットしちゃダメッてことね♪

作業効率をあげるための3つのセクションの考え方

Uichi

セクション構成は全部で3つあるよ。縦のセクション、横のセクション、そして斜めのセクションね。効率よくカットをするためにはこの3つのセクションを上手く使い分ける必要があるんだよ。

seczu
ヨーコ
なるほど〜♪

縦のセクション/バーティカルセクション

Uichi

縦のセクションは頭と平行に引き出し直線的にカットしやすいという特長があるよ。そして引き出されたパネル外側に持つようにするとレイヤー状にカットしやすくて、内側に持つようにするとグラデーション状にカットをコントロールしやすいという特長があるんだよ。

また、側面からカットのアングルが見やすいためガイドラインをつくる際にも優れてるんだ。

横のセクション/ホリゾンタルセクション

Uichi

横のセクションは床と平行に引き出しカットすることから、ウエイトをキープさせる場合やグラデーションスタイル、ワンレングスやアウトラインを決める場合に適しているよ。

またアウトラインとなる長さやワンレングスをカットする際には、パネルを手で持つのか、コームカットするのか、そしてどのようにシザーをいれるのかによって形状は変化するんだよ。

斜めのセクション/ダイアナゴルセクション

Uichi

斜めのセクションは縦のセクションと横のセクションに比べてにその範囲が広くて、そのため最も使用されることが多いセクションになるよ。縦に近いセクションから横に近いセクションまであることから、縦よりならばレイヤー状にカットされやすくて、横に近くなればグラデーション状にカットされやすいという特長があるんだよ。

つまり、斜めのセクションでカットするということはグラデーションとレイヤーの両方をコントロールできるということ、そしてその範囲が他のセクションに比べて広いことから、この斜めのセクションのコントロールの重要性が理解できるよ。

ヨーコ
斜めを制すものがカットを制するのね♪
Uichi

ちょっと違うけどね(汗)

デザイン発想のための2セクションという考え方

Uichi

2セクションという言葉は聞き慣れないかもしれないけど、実はそんなことはないよ。前髪がそれにあたるよね。カットするときにスタイルを作業しやすくするために、頭を細かくセクション取りしてカットしていくセクションの考え方とは別に、1つのデザインを大きく2つの範囲に分けてカットしてことを2セクションというんだよ。

前髪以外に2セクションの発想をデザイン化しているのが、ツーブロックカットのようなデザインだよ。そしてこの2つはデザインとして見える構成になっているけど、デザインとして見えない2セクションスタイルもあって、3セクション、4セクション、そしてパネル操作のように細かなセクションから構成されるマルチセクションという発想もあるんだよ。

2セクションやマルチセクションの発想については、話が長くなるからまた別にするね。 

基本をコントロールできるようなればどのようなセクションでもカットは可能になる

Uichi

頭の中で思い描いたデザインを展開図(ダイヤグラム)に起こせばファーストセクション(カットをはじめるガイド)はすでに決まっているよ。そのスタートは自身がもっとも効率よくカットするためのスタートラインになるよ。

ここで少し発想を変えてみようよ。カットというのは、実はどのようなセクションでカットしても同じスタイルに仕上げることは可能なんだ。ここではグラデーションベースのスタイルで縦、横、斜めのセクションをつかって同じスタイルをカットしていくよ。

それではまずは縦のセクションでカットしていくね。

g.tate.sec g.tate.d.d
Uichi

縦のセクションのみでの注意点は、オーバーダイレクションをかけるときに、アウトライン付近のリフティングのコントロール不足で穴が空かないように気をつけることが大切だよ。

ヨーコ
これを縦でカットするのは難しそうね♪
Uichi

そうだね。それじゃあ次は横のセクションで同じようにカットしていくよ。

g.yoko g.yoko.d.d
Uichi

横のセクションのみでカットする場合は、アウトライン付近の操作はしやすいよ。逆にバックのウエイト付近のコントロールがどうしても感覚的になりやすいよね。

ヨーコ
感覚は得意よ、任せて♪
Uichi

・・・。次は逆斜めのセクションでフロントからカットしていきましょう。

g.naname. g.naname.d.d
Uichi

なぜ斜めではなく、逆斜めのセクションかというと、本来このようなデザインはバックから斜めにセクションをとり、カットしていくほうがバランスがとりやすいからだよ。

ひとつのスタイルをつくるためのテクニックは無数に存在するんだ。だから正確はないよ。だけど、正確にカットしやすいように作業するということは、完成度の高いデザインに仕上がるということだよ。だから私たちはカットの原理を知り、学ばなければいけないんだよ。

ヨーコ
そういうことね♪

まとめ

 

Uichi

あるひとつのスタイルをつくる際に、どのように作業していくかは大切だよ。なぜならどのようなデザインであろうとこのセクションの関係を知っていれば、縦でも横でも斜めでもカットすることが可能だからだよ。

だけど、ワンレングスのようなスタイルをわざわざ縦パネルでカットする必要はないよね。作業効率を考えれば横パネルでカットする方がいかに効率が良いかわかるよね。

ヨーコ
確かにそうね♪
Uichi

セクションコントロールを理解する一番の目的は合理化だよ。どのようにセクションコントロールしていくかで、スタイルのカットしやすさは変わるよ。そしてそれが作業効率に繋がるということは、イコール完成度の高いデザインに仕上がるということだよ。

正確なカットをより合理的に、そしてクオリティの高いデザインに仕上げるために、セクションとパネルの関係を理解しよう。

ヨーコ
まとめるとセクションとパネルはいい関係♪
Uichi

・・・

 

あなたのキレイを応援します!

Uichi

スポンサーリンク

もっと髪をキレイにしたい人は他にいませんか?

美髪をつくる7つの習慣を

無料でプレゼントします。

 

是非あなたのキレイにお役立てください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ABOUTこの記事をかいた人

もっと髪をキレイにしたい方は他にいませんか?しかもお手入れを簡単に。女性にとって「美容は人生そのもの」です。これは私が長年担当している方から頂いた言葉です。たくさんの人たちに愛されるために本当のキレイをつくりたい。ここがそんな願いを叶えるヒントの場所になれば幸いです。浦和の美容室エナより